もともと私はヴィンテージ雑貨とか興味ありませんでした。むしろ
「ボロいなぁ」とか言っちゃう側の人間でした。
ところがどっこい。今働いている場所の環境もそうですが上司の多大なる影響を受け
見事ヴィンテージファンへと進化していくのでした。笑
歴史がすごいあるメーカーだとか、君が生まれる前からこの世を見てきてるんだぞとか
たくさんぼやいてる人です。(最初は頭おかしいんじゃないかと思いました。)
でも、今手元にあるヴィンテージ物がどんな道を経てここにあるのかを考えると、
いろんなことを考えてしまいますね。
どこで作られ、最初は誰が買ったのか。
どんな人たちを関わってきたのか、買われてからどんな使い方をされたのか、
なぜその人は手放し、セカンドオーナーはどうやってそれを手に入れたのか。
それを簡単には表すことはできませんし、ましてや全てのログが残っているわけでもありません。それはもちろん今日紹介するものだってそうです。
Fire King Jadeite EXTRA HEAVY CUP&SAUCER
ご存知の方は多いと思います。ファイヤーキングのジェダイエキストラヘビーです。
まあ詳しくは書かなくてもいいと思うんですけどざっくり書くと
アメリカのガラスメーカーが作ってる耐熱ガラス製品のブランドがファイヤーキングです。
ブランド自体は1941年頃発足し、1986年頃まで製造されていたようですが
有名なのはやはり同じようなミルクガラス製品ですね。
ジェダイはファイヤーキングの代名詞と言ってもいいくらい多数流通があります。
昔のレストランや軍などで使われていただけあってかなり丈夫ですし、今でも普通に
ガンガン使っていける食器なのですが、無地だけでなくプリント入りのものもたくさんあり
コレクターが多いのも特徴ですね(無地だけでもたくさん種類はありますよ)
上司もコレクターの一人です。w
ずーっと●●がほしいだの、○○がメルカリにあっただの言ってます。ちなみに上司の奥さんは
私の奥さんよりもその辺の理解がなく、「またゴミ買ってきたの?」といわれるそうです。(悲
いま私も好きな立場になったからこそ言えますがヴィンテージ好きにとって
ゴミは死語ですね(笑) 怒りも沸き、悲しみにも溢れます。。
まあ上司のそんな日常は置いといて話を戻します。
バックスタンプから見るに、製造年数は1950年代ごろかと。
スタンプの見方はよく分かっておりませんがそれくらいかと思われます。
すごくないですか?単純に60年以上このカップは世を生きているということになります。
60年ですよ?とっくに定年退職しててもおかしくないです。大先輩なんですね。
うん。かわいい。
濃い目の飲み物を入れるとやや透けるんですよ!
これでコーヒーとかココアとか飲みたいっすねー。
いつものコーヒータイムが数倍楽しくなるはずです。
私もまだまだコレクターを始めたばっかりですが、
これからもドンドン勉強して、ドンドンいろんなお店で掘り出し物を探してまいりたいと思います。ちなみにこのカップは某リサイクルショップでちゃんとファイヤーキング表記されてて3000円前後でした。最初はどこか悪いのかと思ったけど全然そんなことありませんでした。同じときにDマグも買ったのでそれも後日紹介します。
無駄遣い。妻を怒らす、ヴィンテージ。泣
以上
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